一般の蛍光灯は、地震などで落ちて割れると粉々になって広く飛び散ります。これは意外に深刻な問題を引き起こします。人の目や呼吸器に入る、食品への異物混入、精密機器への悪影響などです。このようなことが起こる前に対策をされてはいかがでしょうか。

蛍光灯落下破損時の危険性

蛍光灯が落下して破損すると、細かなガラス片、白い粉末状の蛍光体、そして微量ですが水銀蒸気が飛散します。このパウダー状の飛散物が呼吸器や目に入ることでさまざまな健康被害が発生することが考えられます。

食品を扱う場所

食品製造工場・食品加工場・飲食店など食品を扱う場所も注意が必要です。食品などに飛散物が降りかかった場合は取り除くことはできないので、大きな損害を被ることが考えられます。

幼児・児童のいる施設も要注意

託児所・保育園・幼稚園・小学校など、自分で危険を回避することが難しい小さな子供がいる施設にも蛍光灯の飛散防止対策が必要でしょう。飛散物だけでなく割れたガラスを踏みつけたりする危険性もあります。

精密機械を扱う場所

クリーンルームやサーバールームなど粉状の飛散物が精密機械に悪影響を及ぼす可能性があります。

蛍光灯の飛散防止対策

飛散防止タイプの蛍光灯が発売されており、いま使っている蛍光灯と取り替えることで安全対策をすることができます。飛散防止タイプの蛍光灯は、表面を樹脂でコーティングしており、落下して割れても破片や中の物が外に出てこないようになっています。

hisanboushi

飛散防止形蛍光ランプ (東芝)

蛍光灯にはいくつか種類がありますが、代表的なものを以下に挙げてみました。飛散防止タイプの蛍光灯は型番の末尾にPが付きます。

種類 一般タイプ 飛散防止タイプ
スターター形 FL40SSW/37 FL40SSW/37・P
ラピッドスタート形 FLR40SW/M/36 FLR40SW/M/36・P
Hf形 FHF32EX-N FHF32EX-N・P